木製特注建具

木工房の紹介でも書きましたが「さしもの屋」とは言っても今の時代、鍬や水屋,ましてや大八車なんぞの 注文がこんな場末の木工房にくる筈ありません・・・したがって、木工房の製品の多くは木製建具です。
 けれども多くの皆さんのお宅で使われている木製の建具(ドアや障子などです)は昨今では殆どが既製品でして大きな工場(海外での生産もあります)で作られたものです。
 自分は既製品を否定する事は絶対にしません。既製品は整備された大工場で生産されているので、品質の管理やコストダウンの追及をいつも求められています。それに現場での調整や取付などが少し知識 のある方ならどなたでも可能なように出来ていますし、納品された後にどうにも他のデザインに変えたく なってしまった場合でも、同一メーカーの同一グレードの同一サイズであれば簡単に取替えが可能です。 (勿論有償でしょうけど) ですので多くの建具は既製品に任せたほうが良いと考えています。
 そんな中、既製品ではどうしても気に入ったデザインが見つからないとか、メーカーのサイズオーダー範囲を超えてしまった場合、ごく稀には「あなたに作ってもらいたいんです」なんて涙がでそうな場面もあります・・・
 そしてもう一つ、忘れてはいけないケースでこれが案外占めているんですが、「本物の木」で作られた建具でなくっちゃあダメ!と拘られてるユーザーさんからのご依頼です。ご承知の方も最近では多くなりましたが「本物の木」は反ったり捻ったりします。ですので「年季の入った目利き」が使う材料を適所に選別する必要があるんです。なので大工場での量産には不向きなのです。まあ必要以上に乾燥させてぶ厚い塗膜で覆ってしまえば納品後の反りや捻りも軽減されますが・・・
『それはもう「木」ではない』と考えてる方が少しずつですが増えてきましたね。
そんな方たちのお宅に納めるため、日々せっせと特注の(手作り?)木製建具を造っています。
連格子框戸 繁格子框戸 貼分けフラッシュ戸 腰板入太格子框引戸
腰板入連格子戸(白木素地バージョン) シナフラッシュ戸 木造校舎の小学校の教室の戸 地元神明社の建具
三河杉の連格子引戸 羽目板入引戸
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